グリーンセンターは、1946年に埼玉県川口地区指導農場として農業振興のために設立されたのが前身のようです。その後、1967年にグリーンセンター川口市立花木植物園として開園し、1979年に現在の名前に改称されました。そのことからもわかるように、多くの植物が楽しめる公園になっています。大きな花壇広場、つつじ山、つばき・さざんか園、バラ園、熱帯植物が観察できる大温室などなど、園内は四季の花に彩られています。公園としても、様々な鳥を見られるバードセンター、子どもが乗れるミニ鉄道、結婚式場としても使われる<大集会堂・シャトー赤柴>など、多彩な施設が揃っています。有料の公園ですが、1日たっぷり楽しめるでしょう。
この公園には噴水がいくつかあるのですが、今回は公園の顔のひとつともいえる、<滝・大噴水>をご紹介します。これはイタリア、ローマ郊外のヴィラ・エステにあるものをモデルにして建設されたそうです。間口は50m、奥行き39m、高さ11mという大規模なもので、1分間に43トンの水が循環し、噴水は大小80本、滝は5つの池に流れています。間近で眺めるとかなりの迫力で、これまで取り上げてきた中でも有数のダイナミックな噴水といえるでしょう。ただあえて難を挙げれば、放水パターンに変化がなく、単調になってしまっていることでしょうか。それでもこれだけの規模の噴水を楽しめるのですから、あまり文句はいえませんね。なお運転時刻は、10時、11時、12時、13時、15時からの30分間となっています。
これだけの大噴水ですが、あまり虹向きではありません。というのも、南向きに設置されていないため、太陽光が当たりにくくなっているからです。虹の出現には十分な飛沫はつくられているようなので、本当にもったいないです。それでも立つ位置をいろいろと変えてみて、なんとか虹を見ることはできました。
- 名称:川口市立グリーンセンター(かわぐちしりつぐりーんせんたー)
- 所在地:埼玉県川口市大字新井宿700
- 開園年月日:1967年11月1日
- 面積:157,914m²
- 噴水タイプ:独立型




