現在、節電のために噴水を停止させている公園があるようです。もし噴水や壁泉などの水景施設が目的で公園にお出かけになる場合はその点に注意し、事前に公園に問い合わせるなどして下さい(本ブログの掲載記事は、震災前に訪れたものも含まれています)。

2014年
09月21日
[Sun]

特別編:迎賓館赤坂離宮(東京都港区)

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港区赤坂の迎賓館には、大きくて豪華な噴水があります。もちろん普段は立ち入ることはできないのですが、毎年夏に抽選による一般参観が催され、見学が可能になります。今回(2014年8月)、当選して参観することができ、噴水もじっくりと鑑賞してきましたので、公園の噴水ではありませんが、特別編としてご紹介することにします。

噴水チェック

迎賓館には2つの庭園がありますが、噴水は南側の主庭にあります。2009年に国宝に指定されました。噴水池の中に設置されているタイプですが、まずその大きさに驚かされます。たとえば川口市立グリーンセンターの噴水には及ばないにしても、ああいう壁面を持たない噴水としては、私がこれまで見てきた中では最大級だと思います。

花びらのような形状をした噴水池の中に、皿を伴った、西洋庭園風の噴水が2段重ね(下に4基、上に1基)で中央に置かれています。航空写真で上から見ると、この中央の噴水が重なった形状が、噴水池の形状の相似形になっているのがわかります。

この中央の噴水を囲んで、伝説の生物であるグリフォンの像が4体置かれ、口から水を噴出しています。さらによく見ると、このグリフォンが乗っている台座の側面には、口から水を流すライオンの顔が取り付けられています(ひとつの台座に2つずつで計8体)。また、グリフォンに挟まれるように亀の像も計8体置かれていますが、これは水は噴出していないようです。生き物の像はこれに留まらず、4基の噴水の皿にはシャチの像が置かれており、まるで水の中で飛び跳ねているようです。このように、細かな装飾が随所に施された意匠となっていて、それだけで見応えのある噴水だといえます。

水中のノズルは円形に多数並べられ、いずれも中央に向かって水を噴出していますが、これは内外の2重構成になっています。内側は高い放水のもので、3つのノズルを一組として4組設置されています。外側は、ひとつずつ間隔を空けて並べられ、こちらは低い放水となっています。全体として見ればかなりの水量で、大型の噴水にふさわしい放水を見せてくれています。ただ放水パターンは変わらず、常に水を噴き出し続けるのみ。欲を言えば、変化をつけてほしかったところです。

虹チェック

飛沫はそこそこ細かく、虹が現われそうな感じでもあるのですが、訪れた日はあいにく雲の多い天候で、太陽はほとんど隠れたまま。わずかながら日が射す時間もありましたが、それでも結局虹は確認できませんでした。日差しが弱かったためか、あるいは、この時季の太陽の高さ(太陽光の入射角度が大きすぎる)が問題だったかもしれません。これだけの噴水ならぜひ虹を見てみたかったのですが、この点は残念でした。

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    公園データ
  • 名称:迎賓館赤坂離宮(げいひんかんあかさかりきゅう)
  • 所在地:東京都港区元赤坂2-1-1
  • 開館年月:1974年4月
  • 面積:117,000m²
  • 噴水タイプ:独立型
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posted by Rino at 00:15
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